2011年1月30日日曜日

はじめまして!

ジャングルジムことジム・デイビスです。
私は今から約20年前にスキューバ・ダイビングのインストラクターとしてサイパンに派遣されて来ました。当時日本で生活していた私は、偶然知人から日本語が話せるアメリカ人のインストラクターを探しているダイビングショップがあると知らされ、以前からサイパンの海に興味があった私は、そのインストラクターの職場がサイパンと知ってすぐに就職を決めました。
それで実際にサイパンに来てみると、想像以上に海は美しく、島の自然もとても素晴らしいものでした。また、現地の人たちののんびりした生活にもすっかり魅せられてしまいました。
そしてその開業したばかりのダイビングショップは人手不足で、日本からのスタッフを雇うための手続きなどを行う事務職がいませんでした。もちろん、サイパン(北マリアナ諸島)は米国領ですから、日本人はビザを取らなければ現地での仕事はできません。そこで、ショップの社長が「ジムだから事務やれよ」と言って、私をサイパンのショップの事務員として働くように命じたのでした。この社長のつまらないダジャレのおかげで、私はしばらくサイパンに住むことになってしまいました。
まあ、それでも元々ここの生活が肌に合っていたのでしょう。
結局そのまま居ついてしまい、なんといつの間にか20年もの歳月が流れてしまいました。
その後ダイビングショップはゴタゴタなどがあり結局は辞めることになり、私は友人たちと撮影業務のコーディネーターという仕事を始めました。
これは、日本の映画やテレビ番組、CMなどの制作会社が、サイパンをロケ地として撮影に来る際に現地での「水先案内人」のような役割を手掛ける仕事でした。
撮影許可やエキストラ集め、時には火薬使用などの大掛かりな設定のために現地政府と交渉したり、撮影機材の運搬、調達から、スタッフの弁当や食事の手配など、とにかく裏方さんの手足となってこまめに動く仕事でした。
おかけで、この仕事を通じて現地の法律も沢山学ぶことができたし、日本語と英語をうまく使い分けて現地政府関係者とのつながりも深めることができました。
そんな経験を買われて、日本からの投資家のアドバイサーを務めたり、裁判の法廷通訳をしたり、いわゆるバブル時代は幅広い活動をしました。
ちなみに近年ではロス疑惑の三浦和義氏の通訳も務めて注目を集めたりもしました。
しかしながら、この数年は観光地としてのサイパン(北マリアナ)も日本航空の撤退に始まり、日本経済の低迷などから観光業は芳しくありません。
そこで、私はパッと閃いたのでした。
そうだ、撮影隊のコーディネーターのサービスと法廷通訳で得た語学力を使ってサイパンの隠れた観光スポットを紹介すれば、たとえお客様が少なくとも十分な満足感を得てもらうことができるのではないか、と思いついたのです。
ということで、長い話になってしまいましたが、こんな経緯で「ジャングルジム・ツアー」は生まれたのです。地元の人でさえ知らないような隠れた観光スポットや秘境、時にはスピリチュアルな聖域にも踏み込んでいくこのツアーは、お客様がディレクターになってコースを作っていくという画期的なツアーです。ジャングル探検、カヤック、スノーケリング、マウンテンバイク、トレッキング、心霊現場探索、秘境めぐり、星空ツアー、グルメツアー、ナイトクルージングなどなど、サイパンの遊びのすべてがあなたの計画通りに展開されていきます。
英語を学びながらツアーを楽しむ、なんてアイデアだってあなたのリクエスト次第で可能です。
とにかく何でもありのフレキシブル・ツアーを実現します。
まあ、そんなわけで、今日は私の自己紹介とツアーについてお話しましたが、次回からはサイパンの探検ストーリーをお届けしていきたいと思います。
どうぞご期待下さい。
ホームページもご覧下さい。→ http://www.junglejimsaipan.com/

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